西オーストラリア花紀行-20 ウトリキュラリア・ムルティフィダ

【ウトリキュラリア・ムルティフィダ:Utricularia multifida】

町はずれの小さな湿原のような湿原じゃないような不思議な場所に見られたミミカキグサの仲間。食虫植物です。高さ10センチ前後でこのピンク色の花がたくさん咲いています。食虫植物って多年草のイメージがありますが、日本のナガバノイシモチソウもそうですが一年草があるのがちょっと不思議。こちらのウトリキュラリアもほんとに数ミリの葉が湿った地面にくっついていてそのサイズからしたらとても大きな花をつけている。そして受粉され実がついて種を蒔いたら翌年なんですよね。さすがに掘るわけにもいかず補虫部分がどうなっているのかが見たかったが、地上のサイズよりも大きかったら面白いなぁ。

他のウトリキュラリアはこちらで

カテゴリー: オーストラリア, ピンクの花, 一年草, 不思議ちゃん, 旅行, , 郊外 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です