ギボウシラン【Liparis auriculata】
八丈富士のお鉢の中を見るとギボウシに似た葉が二枚対で出ていて少し大きいと花が咲く。季節的には少し遅いのだが残り花が咲いて残っていたようだ。
ギボウシラン【Liparis auriculata】
八丈富士のお鉢の中を見るとギボウシに似た葉が二枚対で出ていて少し大きいと花が咲く。季節的には少し遅いのだが残り花が咲いて残っていたようだ。
ムカゴソウ【Herminium lanceum】
地味なランだが、初めて見たのは偶然、箱根湿性花園隣の湿原調査の時の、ガサガサして見つけた。その時は数十年ぶりの再発見と言われたが、、その後沖縄では道の土手にいっぱい咲いていた。今回は八丈で三原山の頂上湿原にて見つけたもの。見慣れるといっぱい生えていた。
キンギンカ(ヒョウタンボク)【Lonicera morrowii】スイカズラ科
赤い実がくっついてひょうたん型に見えるのでヒョウタンボク。赤い実は土星が強いことで有名。でも、花の名前のキンギンカ。金と銀。咲き始めの白い花を銀とし、咲き終わり始めは黄色っぽくなるので金。うまく名付けたものだ。
キヨスミイトゴケ【Barbella flagellifera】ハイヒモゴケ科
三原山や八丈富士のお鉢の中に結構見られる木の細い幹や枝にくっついてぶら下がっている。サルオガセなどと間違える方もいますがこちらは苔の仲間。サルオガセは地衣類なのです。風に揺られ雨や霧に湿って成長してます。
シュスラン【Goodyera velutina】
雨っぽくなった日に撮ったので湿っているがビロード状の深緑色の葉の中心に白い筋が入り綺麗。いま、この系統の、もしくは近い種類かなジュエルオーキッドの名前で洋種だが葉の模様の様々な原種系を多く見かけるようになった。
オオミズアオ【Actias aliena】
うっすらとミントグリーンの大きな蛾。ちょっと後ろ尾羽が奇形なのか変わった形になっている。羽化すると口が退化しているので食事ができずオス・メスが出会えば交尾して子孫を残す。蛾というと気持ち悪いとか言われるけど、なぜかこの蛾だけは幼虫を見つけられたら、家で育だてて羽化させちゃうな。
スカシユリ【Papilio bianor hachijonis】
八丈島の海岸近くが一番見られると思うが、八丈富士の頂上に咲いていた一株。
正面は斜面側で撮れなかったが、先上げたエゾスカシユリ同様に改良しなくてもこれだけ綺麗な花が日本にはあるのです。