【セッコク:Dendrobium moniliforme】
上を見上げれば苔むした太い枝にセッコクが着生していた。太く瑞々しく育っている。花時期はまだのようだが花芽が付いていれば綺麗な花を咲かせるだろう。
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【セッコク:Dendrobium moniliforme】
上を見上げれば苔むした太い枝にセッコクが着生していた。太く瑞々しく育っている。花時期はまだのようだが花芽が付いていれば綺麗な花を咲かせるだろう。
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【イソフジ:Sophora tomentosa】
台湾南部の海岸徳のサンゴ岩が隆起している海岸地帯にオオハマボウやミズガンピなどが茂る中に白く目立つ莢をいっぱいつけて生えていました。黄色っ花が房になって咲くようですがこの時は花はなく実だけでした。台風時などはかなり潮をかぶるであろうと頃に生えており塩度障害には強そうですね。
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【ハチジョウウラボシ:Lepisorus hachijoensis】
ノキシノブや特にヒメノキシノブに似ている。八丈島にはヒメノキシノブはないので除外できますが。先端が丸く葉柄が見られることでノキシノブと見分けることが出ることと、自生している場所が標高でも400m以上となっています。写真は八丈富士の上部の道沿いで写真に撮りました。
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【ミヤマシキミ:Skimmia japonica】
日本の山間部に見られる低木。葉がシキミに見えるところからついた名前ですがシキミとは科の違うミカン科の樹木です。八丈島では樹形の綺麗な雄木がありました。暮れになると輸入品の苗木が入荷してきますがそれ負けない樹形です。
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【ヤマグルマ:Trochodendron aralioides】
ヤマグルマは1科1属1種ヤマグルマのみので、日本にも自生している常緑樹です。常緑樹ですが耐寒力があるため標高の高いところにも自生しているそうです。初めて見たのは台湾でしたが、日本では八丈島で野生のヤマグルマが見れました。写真は八丈富士の火口内の一番加工部分に大小生えています。樹形と葉の質感が違うためか、上から見ると生えている様がよくわかります。
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【ネモフィラ:Nemophila menziesii】
ひたちなか海浜公園でこのブルーの花が有名になりましたね。昔から知られていましたが、あの群生美を見たら見に行きたくなることでしょう(という私はまだいけていない)。少し遅い時期(11月頃)に種子をまいても東京近郊ならばしっかりと寒い中成長して株も丈夫に育ちます。花の小さな鉢ものとしてはもう2月から販売が始まっていますが、人気があるのでブルーのネモフィラはすぐに売り切れてしまいますね。
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【マルバアキグミ:Elaeagnus umbellata var. rotundifolia】
海岸もしくは海岸に近い場所に自生しているため葉が塩害などに耐えるためなのか、かなり葉が白く見える。イソギクやモクビャッコウのような細かい産毛が密生しているというわけではなさそう。内陸に見られるアキグミの変種だそうです。花時は一面香りが漂うとのことで、花時に見に行かねば。
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【ハチジョウイボタ:Ligustrum ovalifolium var. pacificum】
伊豆諸島にで見られるイボタの仲間で身近ではネズミモチの垣根や下の園芸用に販売されているプリペットなどの仲間。ネズミモチは常緑樹でイボタノキは落葉樹ですが、こちらのハチジョウイボタは半落葉樹とのことで落葉しているときとしないときがあるようです。落葉するしないは場所や風通し、その年の気温に左右されるのでしょう。確かに場所により半分落葉しかかっているものも見かけましたが、写真の実がついている株は葉がやや黄色味がかっているもののちゃんとついていました。
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