【ヤンバルミョウガ:Amischotolype hispida】
以前もこのヤンバルミョウガを紹介した時は花の時で白い儚そうな花が印象的でしたが、今回実を初めて見てツユクサの仲間でもこんなに赤い実をつけんるんだと思いました。普通のツユクサだと砂利の小粒っぽい地味な種で実になるようなことはなかった。これだけ目立つからにはやはり鳥が食べて散布するのだろうな。
【ヤンバルミョウガ:Amischotolype hispida】
以前もこのヤンバルミョウガを紹介した時は花の時で白い儚そうな花が印象的でしたが、今回実を初めて見てツユクサの仲間でもこんなに赤い実をつけんるんだと思いました。普通のツユクサだと砂利の小粒っぽい地味な種で実になるようなことはなかった。これだけ目立つからにはやはり鳥が食べて散布するのだろうな。
【マンリョウ:Ardisia crenata】
日本では万両、台湾では鐵雨傘。なぜ鐵なのだろう?傘は想像だが頂部の枝が傘状に広がるからだろうと想像できるのですが・・・。12月上旬ですがカラタチバナの方がしっかりと赤くなっていてマンリョウよりも早く熟することが分かった。こちらはまだ緑の部分が残っています。日本に帰ってきたら日本の植えてあるものなどもまだ緑が残っていたので熟す度合いは同じなのかもしれない。違うのは関東の場合でだが、葉の表面に熱帯や亜熱帯性のヒョウジョウゴケの仲間が生えていることかも。
そういえば以前はヤブコウジ科だったがいまはサクラソウ科(Primulaceae)なんだよなぁ。
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【カラタチバナ:Ardisia crispa】
日本にも自生しているカラタチバナ。正月の縁起物の低木として鉢植えや庭木に使われる。日本では白い花をつけそして11月末から12月にかけて赤い実がなりよく目立つ。鳥が食べてしまうので気をつけないと年が明けて実が無しなんてこともあるから要注意です。台湾で見るカラタチバナは花の色が先端は白なんだが中心はピンクで、その前の蕾もピンクが映えて綺麗。
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【サルトリイバラ:Smilax china】
超というほど実がついていた。日本でも切り花で実付きが販売されるが、それを上回ると思えるほどの実付き。蔓が絡んでいるから余計そう見えるのかもしれないけど、それでも、販売品以上に思えた。自然と販売品をすぐ比べてしまうのは、よくないかもしれないが比較するものがついついそっちになっちゃう。風が強くてあまり撮れなかったけど、綺麗な赤い実でした。
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【バオバブ:Adansonia digitata】
台北からMRTに乗って關渡宮駅より降りて、關渡宮へ行くときにアンダーパスをくぐるのですが、くぐった先を宮へ行かずに左を見るとバオバブが並木として植栽されています。今回12月行ってふと上を見上げると おお~!まだ若いけど実がなっていました。もう少し大きくなると思うけどかなり上にあって望遠でやっと綺麗に撮れた。
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【トキワシノブ:Davallia griffithiana】
日本では観葉植物として販売されているシダ植物で常緑性のシダです。よく風鈴をつけて販売されている夏の吊りシノブは落葉性で冬は休眠しますがこちらは少し硬めの葉がしっかりとついています。岩の上や樹木の幹などに着生して白い細かい薄皮をまとった匍匐性の茎?で広がっていきます。
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【ポインセチア:Euphorbia pulcherrima】
台湾山中にポインセチアが育っていた。栽培品の逸出ですが、野生化してさらに原種のように赤く色づいた苞が細くなっています。スリランカで見て以来のこのタイプ。背の高く見上げています。この姿から現在の鉢植えになるように改良されてきた先人はすごいですな。しかし、熱帯域でもちゃんと12月に色づくんですね。スリランカでは9月だったなぁ。