コウリンカ。 草原に目立つオレンジ色の花。群生しているところは見たことがありませんが、遠目によく目立ちます。多年草なので昨年あった場所に咲きそうですが、ずれてしまうのか枯れて別のが咲いているのかは不明です。いつも同じところで見ているのに咲いている位置が違う気がします。
コウリンカ
最近苔が流行ってる!?
スナゴケかな?
最近苔が流行っている。観葉植物と違ったグリーンの楽しみ方を求めているのだろうか?もちろん癒しとしても。日本人はウェットな感じが好きな方も多いのと思うので、苔は最適なのかもしれない。色々な種類を組み合わせた寄せたものも良いが、ふと足元の身近な苔も見て欲しいな。
きっとお気に入りがあると思います。
ヨモギクキワタフシ
ヨモギクキワタフシ。色々な虫こぶの形があってそれぞれ寄生する昆虫によって様々な形が見られるが、こんなふうに綿毛がふさふさになるとは驚きです。触るとみたとおりにふわふわしています。中をまだ見たことがありませんが、古くなるか虫が出ていくと濃い茶色になってごわごわになります。何とも不思議なものです。
オニノヤガラ
明るい林の林床に見られる菌従属栄養植物のひとつであるオニノヤガラ。先に出てきたギンリョウソウと同じですが、こちらはラン科 の植物です。いつもはヤガラの伸びている状態が多いのですが、今回、伸びている途中のが見られました。
こちらは伸びているところですね。足元には葉はありません。棒状の伸びた花茎に花が付いています。さすがにどんな根の状態化までは確認しませんでした。掘らないといけないし・・・。
こちらは花のアップです。ちょっと見ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)の何かかと最初思っていましたが、ラン科(Orchidaceae)だったんですよね・・・。種子はかなり細かいと思います。そしてこのようになるのにはどのくらいかかるのだろう?
本当はもっと赤っぽいようなんですが、花はグリーンで茎はやや赤っぽい。
ドロハマキチョッキリ
なぜに、こんなメタリックな美しい色にしたのか不思議。ハマキムシの仲間でイタドリの上にいた。今丸まっているのは死んだふりをしてじっとしているのです。地域によって少し色違いもいるそうですが、それでもメタリックエメラルドとでも言いましょうか、目立ちますが反応が早いので直ぐに葉からポロリと落ちてしまうし、大きさも7mmくらい。 他にも渋い色合いのものや同じ派手なメタリック名も昆虫もいますけどね。
今回お初のドロハマキちゃんは感動してしまった。ちなみになぜ泥とつくかといえば、食草にイタドリのほかにドロノキがあるからかな。
コオニユリ
鬼ユリの小さいので’コ’がついてコオニユリ。オレンジ色の花に鹿ノ子状に赤茶色の斑点が乱れ付きます。コオニユリは鬼ユリと違って葉の付け根にむかごができません。草原に生えるのでハギやススキなどの間にこのオレンジ色が目に入るのです。
写真のコオニユリは葯が割れて赤茶色の花粉があふれ出しそうです。
ギンリョウソウ
2度目のギンリョウソウ。一度目は島根県でみた。何気にふと足元を見ると、おおおおおお!っと2度見ではなく3度見したほどうれしかった。今回は咲き進んで痛み始めているがやはりうれしい。
白いのは葉緑素がないため栄養分はキノコの仲間の菌類からもらっている。もらっている?得ている? 昔は腐生植物と言われていたが今は呼び方が変わって菌従属栄養植物と呼ばれているようだ。私はなかなか覚えられなくて菌類から栄養もらっているので腐生植物といわなくなりました、くらいにしか言えないが・・・。
かつてはギンリョウソウ科だったが、最近の分類ではツツジ科(Ericaceae)となっている。
よく写真では花茎が上がっているのを見るのだが、まだ二度目だはあるが地面にすれすれしか見たことがない。気温や湿度も影響しているのだろうか?いずれ観察の機会もあるだろうと期待しつつ。