台湾花紀行-62 カジノキ

 

【カジノキ:Broussonetia papyrifera】

日本でもカジノキは自生しているが、赤橙色に実が熟している状態は初めて見ました。雄花は白く紐状で、雌花は赤っぽい糸状の蕊が出ていてその後しばらくグリーンのボール状になっているものだけをみていました。台湾の紅樹林という場所で散策していたら、遠目にやたら赤いボールがぶら下がっている樹木があって、近くで見たらカジノキでした。結構大きな実ができるものだと感心しました。食べられると聞いていたので、食べてみたらかなりねっとりしていて、手もねっとり。味はまあ、なんとなく甘い感じで種が気になるところでしょうか。

アシナガバチや小さな甲虫などが餌場として集まっています。

カジノキの他の写真はこちらへ

カテゴリー: オレンジ色の実, 低木, 初夏, 台湾, , 林縁, 果物、フルーツ, 樹木, 自然, 落葉樹, 街中, 郊外 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です