富士周辺の花々-44 タチドコロ

【タチドコロ:Dioscorea gracillima】

ヤマノイモ科(Dioscoreaceae)の多年草で蔓のようになるようですが、他の種は最初からつるとなり他の植物や枯れ枝などに絡んでいくが、こちらのタチドコロは名前の通りに立ち上がりながら、下から生えてきた自分の茎とともに絡んでいるような感じに伸びあがっている。雌雄異株。こののち、それぞれ雄花と雌花が付くが雄花は黄色みがありたくさん花が付きよく目立ちます。葉の縁は細かく波うち、角ばって見える。タチドコロの生えている場所は開けた草原で、いち早く伸びあがって育っていました。そのうち回りはススキに隠れてしまうので、早く伸びることで生存競争に勝てるようにしているのかもしれません。

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