【ペピーノ:Solanum muricatum】
阿里山の1400mのところで自生していたペピーノ。花の色と形が少し違うが個体差だろうか?1400mだと日本では戦場ヶ原ほどの標高。日本で見るペピーノの鉢植えなどはせいぜい腰の高さほどしか見たことがなかったがこちらでは2.5mほどの高さに育っており、冬場はどうなっているのかがとても気になる。このそばにはコーヒーノキも生えていた。まだ、ペピーノ食べたことがないんだよなぁ。
【ペピーノ:Solanum muricatum】
阿里山の1400mのところで自生していたペピーノ。花の色と形が少し違うが個体差だろうか?1400mだと日本では戦場ヶ原ほどの標高。日本で見るペピーノの鉢植えなどはせいぜい腰の高さほどしか見たことがなかったがこちらでは2.5mほどの高さに育っており、冬場はどうなっているのかがとても気になる。このそばにはコーヒーノキも生えていた。まだ、ペピーノ食べたことがないんだよなぁ。
【ウレコーラ・ロセア:Urceola rosea】
苗栗の周辺の山地に、特に樹上に生い茂ったつるからたくさんの小さな花をつけており遠目にはピンクの霞のようでした。少し白いのもあるようですがとにかくよく目立っていました。台湾名が酸藤となっていて調べると葉がすっぱいようです。しかし、キョウチクトウ科(Apocynaceae)なのでさすがに試せませんでした。台湾全域の低海抜地に見られるそうですが今回初めて見れました。もっとも、花の無い葉だけではわからないので実際にはどこかでみていたかもしれませんね。
【ヘテロステンマ・ブロウニィ:Heterostemma brownii】
久しぶりの更新になってしまった。間が空いてしまうと中々更新しなくなってしまいますね。台湾も今回で10回目。今回は阿里山と苗栗(ミャオリー)に行ってきました。写真のガガイモ科 (現在はキョウチクトウ科(Apocynaceae))のつる性の花が咲いていて樹上から垂れ下がっていました。数輪がまとまって咲いており中々渋い色合いです。台湾では西部から東部の低海抜域に自生しているようです。
【オオバヤシャブシ:Alnus sieboldiana】
関東から紀伊半島付近まで自生している落葉樹。八丈島の三原山山頂に自生していた株は写真のように低く背丈ほどでした。頂部が平たく密に枝が育っているので風で抑えられているのかと思われる。やせ地でも育つのは根に根粒をもっているためだそうです。
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【アロニア:Aronia arbutifolia】
アロニアの白い花が咲き始めた。一本でも実がなるので秋が楽しみ。葉が茂るよりも先に花が開花するので白い花がよく目立ちます。
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【ハナニラ:Ipheion uniflorum】
春先に花の苗として濃いブルー、ピンク、白色の花で販売されていますが、もうそれ以上に帰化植物並みにかなりの広範囲で広がり花を咲かせています。道の隙間からちょぼょぼか、広い場所ではそれは見事なハナニラ畑になっています。花もよく咲いてくれるのでとてもいいですね。さてさてどこまで広がるのやら・・・。
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【ナガミヒナゲシ:Papaver dubium】
まあ、とにかく席巻中ですかね。写真のサイズは標準サイズですが手のひらサイズでもしっかりとその株にあった小さな花を咲かせ逞しく種をつける。種の数もやたらと多いし、ちょっとした隙間でも育っている。花を見たら刈り取ればいいんだけど中々そうもいかないので増えているのかな。群生していると意外に綺麗だし・・・。
【ナンバンギセル:Aeginetia indica】
ハマウツボ科 (Orobanchaceae)の寄生植物で、イネ科植物に寄生するが特に身近ではススキの足元に見られる。販売されているときは屋久島ススキなどの矮性種ススキに寄生させたものが販売されている。あまりつきすぎると本体のススキが弱るというがススキの勢力を鑑みると多少は大丈夫そうだが・・・。ただ、実の状態を今まで見たことがなく八丈では枯れたキセル部分にはとても細かい種子が詰まっていた。