【シシラン:Vittaria flexuosa】
知らないとヤブランやノシメランが樹皮の沿って生えているようにも見える。獅子のたてがみのように茂る蘭のような葉ということで獅子蘭。でも蘭ではなくシダ植物。国内に限ってだが一部の県では絶滅危惧扱いとなっている。栽培しても使い方では綺麗だと思うのだが・・・。増えないのか、使う人がいないのか・・・。
【シシラン:Vittaria flexuosa】
知らないとヤブランやノシメランが樹皮の沿って生えているようにも見える。獅子のたてがみのように茂る蘭のような葉ということで獅子蘭。でも蘭ではなくシダ植物。国内に限ってだが一部の県では絶滅危惧扱いとなっている。栽培しても使い方では綺麗だと思うのだが・・・。増えないのか、使う人がいないのか・・・。
【ウチワゴケ:Crepidomanes minutum】
初めて見たのは沖縄の山中で、今のところ樹皮上や倒木上に生えているのしか見たことがない。熱帯性のシダかと思ったが、調べるとかなり広い範囲に分布しているようだ。一部の県では絶滅危惧種としてなっているが自生してる場所ではマット状に群生して生えている。遠目には苔のようにも見えるがれっきとした小さいがシダの仲間。育てられるならば育ててみたいなぁ。結構綺麗だと思うのだけど。
【ツルソバ:Persicaria (←Polygonum) chinense】
ヒメツルソバが苗もので販売され、都内では結構な勢いで帰化して所々に増えて生えてきている。こちらはツルソバ。黒い種子の周りを仮種皮?なのだろうかゼリー状のものに覆われている。ワイヤープランツも属は違うが白い仮種皮に包まれており、食べられる。ほんのり甘いという話だが、たくさん食べればほんのりと感じるのだろう。そんなツルソバも昔は食べたそうだ。食べられると知っていれば、味見してみればよかった・・・。まあ次回またどこかで見ることもあるだろう。その時はちゃんと味見をしてみよう。
【リュウビンタイ:Angiopteris lygodiifolia】
八丈島の山中にあったリュウビンタイの群生している場所にいくつかの小さい株が育っており、さらに小さいものを探していたら、胞子から育ったもので一番わかりやすいサイズをみつけた。一円玉より小さい小さな株。大きなリュウビンタイもはじめの一歩はここからなのです。ここから鱗状に見える鱗片が目立つようになる5センチ以上に育つには8年ほどのようだ。程とは植物スケールではで、人からすると結構かかるものだと考えてしまう時間だろう。ある程度大きさになると急速に大きくなるので、そこまでが大変なのだ。
【ヒメフウチョウソウ:Cleome viscosa】
黄色いフウチョウソウが咲いていた。花は完全に開ききらないのか、綺麗に咲いているのはほとんど見れなかったが、いつも園芸で見ているのはピンクか白。それも、なんと和名があった・・・。台湾だけではなく熱帯域にも分布があるようだ。
【クレインホヴィア・ホスピタ:Kleinhovia hospita】
アオイ科の常緑樹。樹上離れたところに小さくピンクの花らしきものが見え、ふっくらしたものはつぼみなのか若い実なのか、望遠で確認しつつ写真に収めてみれば小さなピンクの花が咲いていた。マレーシアなどの花とあるので台湾では栽培品として持ち込まれたのでしょう。小さなピンクの花は手元で見たらとてもかわいい花に見えるのですが、いかんせん・・・遠い・・・。
ずいぶん前にド根性ダイコンがテレビで紹介されていたが、植物の逞しいところはとにかくたくさんある。今回八丈島でもたくさんあったが、このフィカス類もその一つ。溶岩石のわずかな隙間から芽吹き育ったようだが、割れ目があるかってくらいのところに根を下ろし一年にどれくらい育っているのだろうと思う。数年後見たらどうなっているか?追跡してみたいが、最大の問題は、場所がどこだったか忘れてしまう私が問題かもしれない・・・。
【シンノウヤシ:Phoenix roebelenii】
和名はシンノウヤシだが、どちらかといえばロベの方が通りがよいかもしれない。八丈島の切葉または貸し鉢に使われるヤシの代表的なものとはとにかくロベ。切葉、観葉植物、貸し鉢としてとてもよく利用されています。八丈島から観葉植物として入荷時は一斉に入ってきていたし、切り花ではお祝いなどに使うスタンド花や花束に合わせる葉物としてよく使っていました。八丈島も初めてでしたがロベの畑も初めてです。