台湾花紀行-83 台北肺形草

【台北肺形草:Tripterospermum alutaceifolium】

ツルリンドウの仲間で、陽名山周辺に見られたつる性の多年草。葉が艶やかで日向から半日陰地の間で見られる。最初は6月に行った陽名山の小油坑から上がったところから花なしで見たのだがどうしても花が見たくて9月に日帰りで行ってみた。但しバス停が一つ手前で降りたので別の場所だったのだが前回よりも自生している量が少なくて見れたのが奇跡的にも綺麗な花が一輪だけでした。他はしぼんでいるか少し千切れていたので、綺麗な花型が見れたことがとても嬉しい。

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台湾花紀行-82 Lycianthes lysimachioides

【リシアンテス・リシマキオイデス:Lycianthes lysimachioides】

ナス科のこちらの植物は長くつる状に伸びているがアサガオやヤマイモのように他の植物には絡んで育つことはない這性ですね。同じ属の他の種は直立して育つのにこちらは写真のように垂れるか這っている。同じ場所で花と実がほぼ同時に見られる。赤く熟した実はやや艶があり小さなトマトのようでかわいい。ナス科の実は毒性のものも多いので多分食べられないだろう。このように育ち赤く目立つ実が付くので何かしら動物・鳥が食べるのでしょう。半日陰の林床でしっかりと育っていました。

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台湾花紀行-81 ヤンバルミョウガ

【ヤンバルミョウガ:Amischotolype hispida】

WEBにも書いたのだが立ち姿が小さなコスツスの仲間に見えるが花を見たらツユクサ科(Commelinaceae)の仲間にみえる。この仲間は熱帯域に15種ほど分布しているようですが日本では沖縄などにこちらのヤンバルミョウガが自生しているようです。一つの茎の節に数十輪の蕾が付いており、花はツユクサ科の仲間にある花の中の細かいひげ状のものが小さいながらに主張しているように思えます。

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ついつい気になる カメムシの卵

【カメムシの卵】

カメムシの仲間の卵は種類によって形や色が様々なようだ。私は卵を見てこの種だと、判断はできないが見つけたら、ついつい写真を撮ってしまう。この卵に卵産んで増える寄生蜂がいる。この小さな卵に寄生することを選んだ蜂の進化が凄い。一度産卵しているところを見たいものだ。

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台湾花紀行-80 アマドコロ

【アマドコロ:Polygonatum odoratum var. pluriflorum】

アマドコロの黒い実がなっているのをはじめてみました。富士周辺でも見ているはずですが、写真で見ると緑色の実の状態のみでした。意外なほどマットな黒い実をつけるていてすでに茎は葉が無く黄色く枯れ始めています。アマドコロのドコロはヤマノイモ科のオニドコロを指すようで根茎が似ているからだろう。ただし、オニドコロは食べることはないが、アマドコロは漢方薬としても山菜としても利用されている。

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台湾花紀行-79 高美湿地

 

【高美湿地】

台中より海線に乗って清水の駅に降りてからタクシーかバスでこの湿地へ行くことができます。湿地というよりも干潟のような気もしますが、木製の道が湿地の途中まで続いており車いすの方も行くことができます。3月でしたが風があるので気をつけないと帽子が飛ばされてしまいます(実際に帽子が落ちていた・・・)。潮の引いた場所にはカニが数種類とトビハゼなどがいます。夕方など時間を選んでいくことがこの場所の美しさが見れるとあるのですが、ちと帰りが不安。しかし、のんびりと時間をかけてこの木道を歩いて、遠くを見るのはとてもゆったりした気持ちになれます。時折吹く風に邪魔されますが・・・。ちなみに荷物がある場合戻る場所次第ですが台中の駅で有料ですが荷物預かってくれます。かなり助かりました。最終時間は要確認してくださいまし。

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台湾花紀行-78 ツユクサシュスラン

【ツユクサシュスラン:Goodyera foliosa var. foliosa 】

台北市北部に見える陽名山は日本でいう高尾山のように近場で気軽に行ける山ですが、登る場所やバスの停留所がいくつかあり場所によって見えるもの見られるものが結構変わってくるようです。今回9月に行った陽名山は二子坪から上がった山道ですが時々このツユクサシュスランの群生が見られます。花が無いと一見ツユクサの仲間のトキワツユクサのようにも見えてしまいますが、花が付くと雰囲気も変わります。日本にも沖縄などに自生していますが数は少なく私が見たのは一株ポツンとでしたが、こちらでは写真のように小さめのバスマットぐらいの広がって花をつけています。アケボノシュスランに似ていますがこちらは花などに薄く産毛が生えています。

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動画アップしました 台湾番外編 ズグロミゾゴイです。

台湾に行った方!見たことありませんか?

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