写真はよく売れている猫草。猫や犬が好んでもぐもぐ食べる。植物はえん麦です。そこに丸い穴が開いていますが、クマネズミの食害です。中をほじって種子だけ食べているのですが、せめて一鉢全部食べればいいものを穴をあけたら隣の鉢に手を出します。例年なかったけど今年は長雨で屋外に出れず餌がないのかな?いつもは11月とかに被害が出るんですが・・・。ネズミ捕りは仕掛けてますけどね・・・。
八丈島の植物 モウセンゴケ
【モウセンゴケ:Drosera rotundifolia】
野生のモウセンゴケの自生地は二カ所目で、最初は箱根の仙石原湿原内でボランティア作業の植生チェックで湿原内に生えているのを見て感動!
今回は八丈島ですが湿原ではなく山の赤土っぽい斜面で日当たり良くかなり水が滴るか湿気が高めの場所にかなり自生していました。通常山の斜面ではコモウセンゴケが生えていそうですがモウセンゴケでした。嬉しいですね~! しかし、八丈島のモウセンゴケは毛氈の名のようにあまり赤くなくてどちらかというとほとんどグリーンです。場所なのか日当たりなのか、地域性なのかは分かりませんがどの場所もグリーンでした。
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八丈島の植物 ヤブニッケイのもち病
【ヤブニッケイもち病】
写真はすでに長く伸びた病変が萎れてしまっているが八丈島だけに知られるヤブニッケイにかかる病気とのこと。ただこれでヤブニッケイが枯れることはなさそうだ。もう少し早く見れるとぷにぷにの病変が見られるようだ・・・。残念。花材に使ってみたい・・・。でも、今回あまり持ちそうにないことが分かったが、形状は面白い。もち病はツツジ類やツバキ類にもあるがこのようになるのは聞いたことがなかった。八丈島の不思議はまだまだ深そうだ。
八丈島の植物 ラセイタタマアジサイ
【ラセイタタマアジサイ:Hydrangea involucrata var. idzensis】
タマアジサイと言っても毬状に咲くよく見るアジサイではなく通常のアジサイよりも咲くのが遅く、7月中ごろより咲く蕾がたま状になっているアジサイで、その変種になる。伊豆諸島固有種。葉の表面が少し縮緬状になっている。
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八丈島の植物たち ヒロハアツイタ
【ヒロハアツイタ:Elaphoglossum tosaense】
絶滅危惧種のシダ植物。肉厚でしっかりした葉を持つシダ。苔が厚く生えているところに生えているように見える。苔はかなり湿っているので自生する場所は結構限られているのかもしれません。
八丈島の植物 カキラン
【カキラン:Epipactis thunbergii】
湿地や湿原、湿った沿道沿いに見られるラン。八丈島では7月三原山途中や八丈富士沿道にも見られる綺麗なラン。ポツンと生えていることもあるが、まとまって生えていることも多くとてもよく目につく。
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シマホタルブクロ
【シマホタルブクロ:Campanula microdonta】
7月の八丈でよく見られた花の小さめのホタルブクロ。白いが内側を見ると白い場合、赤紫色の小さな点が少ない~かなり目立つものなど様々。伊豆七島が自生地とありホタルブクロの変種とあるが萼の形はその変種のヤマホタルブクロに似ている。島ごとに花冠の大きさは違うそうです。
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