海岸のつやつやした葉 でも今回は実です ハマボッス

【ハマボッス:Lysimachia mauritiana】

ハマボッスは花の時の花姿が払子に似ているからというけど、どうなのかな? 葉は肉厚で海岸に見られる植物特有の塩害にも強い性質を持っている。リシマキアの仲間にはオカトラノオやクサレダマなど湿気に強く湿原などにも見られる種類も多い。花は白か淡いピンク。

ハマボッスはリシマキアの仲間

 

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台湾花紀行-110 うねうねと不思議な花序 モンパノキ

【モンパノキ:Heliotropium argentea】

かつてムラサキ科(Boraginaceae)だったヘリオトロープ属はムラサキ科からキダチルリソウ科に変更されていてさらにモンパノキは全く別属の植物だったが、ヘリオトロープ属になっていた。香りのよいヘリオトロープのイメージとは結構かけ離れている。海岸や海側で見られるモンパノキの花は白でとても小さく、無限花序と呼ばれる咲くとその先にまた蕾が続いてまた咲くと繰り返すので花序が段々と長くなります。だからモンパノキの花序が段々と蛸の足のようにうねうねとしてきて中々な形になってきます。

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青黒い実がいっぱい マルバシャリンバイ

【マルバシャリンバイ:Rhaphiolepis indica var. integerrima】

庭木や低い生垣などに使われるシャリンバイの仲間で、葉が基準よりも丸いところからきている。八丈島では海岸近くに自生していて1㎝ほどの実をたくさんつけていました。熟しているようですが、鳥が食べるには大きい気がするけど、どんな動物が種子を拡散させているのでしょうね。

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西オーストラリア花紀行-66 Astartea aspera

【アスタルティア・アスペラ:Astartea aspera】

西オーストラリア南部に自生している低木で這うように地面近くに枝を伸ばしている。花時は写真のように一斉につけるので綺麗。花はピンクと白がある。葉は小さな棍棒状で乾燥に負けないように一見多肉質っぽく見える。

白花はこちらから

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1997年の新種 シマクサギ

【シマクサギ:Clerodendrum izuinsulare】

1997年に新種として登録されたシマクサギ。細かい点は省きますが意外に近年でも別種だったなど分類も変わったせいか増えたり減ったり大変ですが、八丈島で見られるものはすべてこのシマクサギなんだそうです。白い花が綺麗に咲きそろう頃に香りを楽しむためにまた行きたいものです。

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西オーストラリア花紀行-65 Chamelaucium megalopetalum

【カメラウキウム・メガロペタルム:Chamelaucium megalopetalum】

久々のオーストラリアの植物のアップですね。

さて、今回はフトモモ科の低木でワックスフラワーの仲間。ワックスフラワーは切り花や鉢物でも販売されているがその仲間。白から赤く変わるようで遠目にも風にゆらゆら揺られ紅白に見える花はよく目立ちます。かなり開けたところに自生していました。

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紫の実が冬でも目立ちました オオムラサキシキブ

【オオムラサキシキブ:Callicarpa japonica var. luxurians】

葉は落葉していましたが、小さな紫色の実がたくさんついた房をしっかりとつけていました。良く販売されているコムラサキシキブのようにたくさんの実をつけるわけではないが、房が大きいのでよく目立ちます。葉も全体的に大きいが枝や樹高も大きく育っています。八丈島固有ではなく沖縄まで広く分布しています。

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苞から長い付属体が鼠の尾みたい シマテンナンショウ

【シマテンナンショウ:Arisaema negishii】

明るい林床に多く見られたテンナンショウの仲間。緑の苞から赤く色づいている付属体がよく目立ちます。伊豆諸島(三宅、御蔵、八丈)に分布する。古くは食用にしていたようです。1月でしたが八丈の林床では咲いているもの花が立ちあがり始めているもの、種類が違うかもしれませんが赤く実のついているものが散見します。

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