【台灣山菊:Farfugium japonicum var. formosanum】
台湾に自生している固有のツワブキです。日本に自生しているツワブキの葉は丸かやや浅く鋸歯があるくらいですが、こちらは丸よりも切れ込みが入り、切れ込んだ葉の縁に少し鋸歯が見られます。花を見るとツワブキですが花茎につく小葉片は細長く花付きも違っているのですが中々いいタイミングで花の全体が撮れません。ん~残念。
【台灣山菊:Farfugium japonicum var. formosanum】
台湾に自生している固有のツワブキです。日本に自生しているツワブキの葉は丸かやや浅く鋸歯があるくらいですが、こちらは丸よりも切れ込みが入り、切れ込んだ葉の縁に少し鋸歯が見られます。花を見るとツワブキですが花茎につく小葉片は細長く花付きも違っているのですが中々いいタイミングで花の全体が撮れません。ん~残念。
【ゲンノショウコ:Geranium thunbergii (=nepalense ssp. thunbergii)】
日本の山野にも見られるゲンノショウコ。漢方薬としても使われている有名な野草です。草むらからこの花色が見えていると目を惹きますね。ゲンノショウコはフウロソウの仲間で園芸では印象が全く変わりますがゼラニウムが同じ科の仲間です。日本で見るゲンノショウコの花色は淡いか白っぽいものしか見たことがなく、写真のように色濃く見えるのが同一種だとは思っていませんでしたが葉などの形からゲンノショウコと判断したのですが、日本の図鑑、海外の図鑑いろいろ見ると学名が古かったり入れ替わったりなどなどありますが、こちらも少し変化もしくは変更されていました。
【ストロビランテス・フォルモサヌス:Strobilanthes formosanus】
台北市内よりやや北側の陽明山、二子坪から上がる山道周辺に淡い青紫色の花がとても綺麗に咲いていた。台湾の固有種で明るい林床に見られます。山道でいえば山側ではなく谷側にまとまって生えているのも理由があると思いますが、花が無いと種類がわかりにくいですが、今回9月にちょうど咲くのか、この山道ではかなり広範囲に見られます。
【ウォーターポピー:Hydrocleys nymphoides】
和名はミズヒナゲシでどちらもケシの花の名称がついているがよく見れば花弁は3枚。分類もいろいろ動いたようですが現在はオモダカ科になっている。白いオモダカの小さな花に比べると大きくてよく目立ちます。浅い沼地が本来の生える場所なのでしょうか、水面もしくは浅い場所に這うように伸びる茎が広がって育っています。開花して綺麗だが翌日は咲かない一日花だった。翌日は花弁はとろけるようにべっちゃりとしていた。2~3日咲いてくれると嬉しいのだが残念。写真では見たことがあったが実際の花を見たのは初めてだ。
自然の縮図のような連続性が見られた。真ん中のイラガの天敵はなんだろう?気になる。