台湾花紀行-58 コウシュンウマノスズクサ

【コウシュンウマノスズクサ:Aristolochia tubiflora】

ウマノスズクサの仲間の花は形が面白いものが多い。そして種の散布の仕方も。花が終わり実が熟すとパラシュートを逆さまにしたように開き風が通り抜けたり、風で開いた傘が揺れたりすると種が散布されるようになっているようです。このたどり着いた形に驚きです。そして、ジャコウアゲハの幼虫に似ている黒い芋虫はベニモンアゲハの幼虫です。ジャコウアゲハと同じようにウマノスズクサの仲間の葉を食べて体に毒素をためて鳥などに食べられないようにしているそうです。このコウシュンウマノスズクサと言いベニモンアゲハといい、このたどり着いた進化なのか選択されたその先の姿なのか、とにもかくにもその戦略には驚かされます。

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西オーストラリア編 動画アップ!

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でかい、ナメクジ?

でかいナメクジが、なんか、干からびて死んでいる。   と、思ったら半分に切ったソーセージ。紛らわしい!

カラスの落とし物か?

 

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台湾花紀行-57 イラノキ

【イラノキ:Dendrocnide meyeniana】

高雄の壽山を下山中に見かけた低木で、最初何の仲間かわからなかった、イラクサ科(Urticaceae)の低木。イラクサの仲間だけあって有毒性の刺があるそうだが全くそのような感じがしない。しかし、よく植物に触れるので触らなくてよかった植物の一つかもしれない。この属の仲間にはもっとひどい症状が出るものあるようだ。要注意ですね。確かに、台湾名でも咬人狗って書いて咬むという言葉が書いてあるから相当痛いのか・・・。

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台湾花紀行-56 ウスバサルノオ

【ウスバサルノオ:Hiptage benghalensis】

ちょっと前に台湾猿のお母さんを載せましたが、こちらはウスバサルノオ、台湾名も猿尾藤になっていました。台湾だけではなくインドなどの東南アジア圏に分布しているようです。つる性の樹木で新芽が赤くとても綺麗です。別の場所はなんだかよい香りがしていて何の種類だろうと思っていたのですがどうやら、こちらのウスバサルノオだったようです。離れていたので全く意識していませんでした。3月がちょうど花時のようですね。こちらキントラノオ科で、その仲間だと日本ではコウシュンカズラの黄色い花かアセロラのピンクの花を思い浮かべるのですが、この形では同じ仲間には見えませんでした。

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やっと見ることができた! ハランの花

【ハラン:Aspidistra elatior】

少し前にハランの実の写真をアップしましたが、同じ場所で探り探り見ていたら、蕾があったので後日見たらちゃんと花が咲いていて。まだ一輪だったが、感動の一輪。地面ぎりぎりで咲いていて普段は人目に付くことなくひっそりと咲いているハランの花。キノコをひっくり返したようにも見えますね。

ハランは再びこちらから

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西オーストラリア花紀行 動画編アップしました!

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台湾花紀行-55 ヒルギダマシ

【ヒルギダマシ:Avicennia marina】

ヒルギと名前が付くがメヒルギ・オヒルギなどのヒルギなどの仲間ではなくアカンサスやフィットニア、クロサンドラなどを含むキツネノマゴ科の植物。でもマングローブを形成する植物群の一つ。写真では小さく見えにくいのだが、水面には呼吸根という鉛筆ほどの細さの根をいっぱい水面に出している。この植物はなんといっても海水から水分を効率よく取り込むため、いらない塩分は何と葉の裏から排出するのです。そのため葉の裏に塩の四角い結晶がしっかりとついている。

ヒルギダマシはこちらでも

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