カジノキと思われる樹木の葉がくるくるっと巻かれている。ハマキムシといっても日本では(私の今まで見たものの範疇では)葉と葉を合わせたり一枚でも両端を閉じ合わせて丸くするのは見るけどこちらはくるくるっと巻いてあります。芋虫なのかハムシなのかはたまたクモなのか?ほどいてみたかったけど全く手に届きませんでした。端っこから綺麗に巻けています。気になる・・・。
台湾花紀行-43 くっついている
台湾の太魯閣の途中の山道のせり出している岩場に根でしっかりとしがみついているイネ科の植物の姿がありました。四方に根を伸ばし多分岩の隙間にも根を下ろしていることだろう。下の方の葉は枯れつつも先端はしっかりと青く、最初は遠目にナリヤランかと思いましたが、先端の穂状からしてイネ科の植物でした。雨量も多少関係してくると思いますが、生命力には驚かされます。
台湾花紀行-42 オキナワチョウトンボ
【オキナワチョウトンボ:Rhyothemis variegata imperatrix】
台湾植物園の湿地のようになっているところにひらひら飛んでいたトンボ。別名がベッコウチョウトンボ。まさしく羽の模様はべっこう細工の色と模様です。優雅に舞っていました。
富士周辺の花々-22 フジアザミ
【フジアザミ:Crisium purpuratum】
アザミ属の中でも花がとても大きい。富士周辺の特産種です。花が下向きでやや低いので下から覗き込むように見ないと花の中が見れませんが覗く時葉の刺に気をつけないと刺さります。
富士周辺の花々-21 バアソブ
【バアソブ:Codonopsis ussuriensis】
ススキの草原の一部に見られるつる性の植物で地味ながらかわいいと思える釣鐘状の花がいいのです。中をのぞくと花の上部が明り取りの窓のように半透明状になっていて、植物の工夫に驚かされます。
富士周辺の花々-20 キリンソウ
【キリンソウ:Sedum kamtschaticum】
キリンソウはベンケイソウ科の植物で葉が多肉質です。秋になると黄色の花が咲き蜜をたたえるのか蜂やハエ、蟻などがせわしなく動き回っています。この花が咲きだすとなんとなく秋が近くなってきたと思います。
富士周辺の花々-19 キキョウ
【キキョウ:Platycodon grandiflorus】
秋の七草でもあるキキョウ。富士の草原にはたくさんではないが所々に咲いている。花の仕事をしているので販売しているものとつい比べてしまいますが、全く遜色なく形も色も美しく周りのススキなどの緑の中とても綺麗に咲いています。
富士周辺の花-18 ママコナ
【ママコナ:Melampyrum roseum var. japonicum】
ヒキヨモギと同じハマウツボ科 の一年草で半寄生性植物です。ママコナの半寄生は自分の葉緑素でも栄養を作るけど他の植物の根からも栄養をいただいています。花が一斉に咲くと花色のピンクがよく目立ちます。生えているところと全く生えていないところがあり、やたらよく見られるときもあればちょぼちょぼの時もあり、群生で見つけたときは嬉しいですね。また、一部の県では絶滅危惧種で富士の隣の県の神奈川では準絶滅種になっていました。