【ハシカンボク:Bredia hirsuta】
花の小さなノボタンの仲間。樹林下の半日陰でも綺麗な花を咲かせる。花色は写真のピンク~より淡いピンクが見られる。鉢物でも以前は販売されていたが最近は見かけてるかな?
【ハシカンボク:Bredia hirsuta】
花の小さなノボタンの仲間。樹林下の半日陰でも綺麗な花を咲かせる。花色は写真のピンク~より淡いピンクが見られる。鉢物でも以前は販売されていたが最近は見かけてるかな?
【ウコンイソマツ:Limonium wrightii】
切り花で使われたりドライフラワーで見かけるスターチスの仲間。潮のかぶるサンゴ岩のの上に生えているがほとんど土がないような場所に根を下ろしている。松とつくの茎が古びて岩から生えている姿が松っぽいからと思うが、中々ここまで育っているのは見かけない(もっと探せればいいけどサンゴ岩が鋭くて怖い)。花色が黄色いのでウコン色とのこと。このように育っていますがれっきとした草本ではなく低木。
【ヤッコソウ:Mitrastemon yamamotoi】
ヤッコソウ。まだ開花にまで至っていなかったが、7日前は気づかないほど出ていなかったそうだ。椎の木の仲間の根に寄生して養分をもらい育つ。秋なので花が少なくなる森林内にひっそりと咲き昆虫の餌となる蜜を出して受粉してもらう。沖縄ではスダジイに多く見られるそうだがすべてのスダジイに見られるわけではないので、寄生するためのキーが何かあるのかもしれない。一年草なのでこの後受粉し実が熟した後散布された種子が発芽し、再びスダジイの根に寄生してゆくのですな。
【ハナコミカンボク:Phyllanthus leptoclados】
沖縄県の一部に自生している低木。一年草ではコミカンソウがあるがこちらは背は低いが樹木。自生地が限られているため絶滅危惧種となっている。足元に生えていて背が低いので草ものに見えてしまう。コミカンソウと違うのはコミカンソウが葉の下にほぼ直に実がつくがこちらは果柄がある。このコミカンソウ属は草本から低木、中低木など色々ある。
【ゴンズイ:Euscaphis japonica】
ミツバウツギ科の低木で山地見られ秋から晩秋に赤い莢に黒い種が小さくついた状態の房がよく目立つ。多分樹木のゴンズイをあげると海水魚のゴンズイも例に出てくるが由来が色々あるらしい。庭木でも秋のこの実の色の意外性を使ってみても面白いけど中々ないかな?
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【サキシマフヨウ:Hibiscus makinoi 】
雨に打たれてもなお綺麗に咲いている大輪のフヨウ。花色も道すがら見ていると白っぽいものからピンクの濃いもの、中心の赤味の無いものから強く発色しているものが見られる。台湾でも見られるようだが見ているのだろうか?似ているものは確かに台北植物園にもあったけど芙蓉だったし。
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【タカサゴサギソウ:Peristylus tetaculatus】
サギソウと名がつくがサギソウやダイサギソウとは違う仲間。前回のリュウキュウサギソウとも花の形もボリュームも違うこの種になぜに鷺の名前を与えたのだろう。むしろ地味な色のネジバナとか・・・。