くるくるした葉が印象的 アルブカ・スピラリス

【アルブカ・スピラリス:Albuca spiralis cv. ’Frizzle sizzle’】

葉がくるくるする植物は球根植物に多く特に南アフリカのものが多い。イグサのラセンイもくるくるしているけど、それはいつか紹介するとして今回はこちらのアルブカ。花も咲くジューシーな鱗片を持つ球根です。その中心から太い花茎を上げて色合いが地味なツートンカラーの花をつけるのですが独特の甘い香りがするのです。花保ちもまあまあですかね。丈夫でかなりほったらかしにしても大丈夫ですが、日当たりが悪いと写真のようなくるくるにならないでゆるーくカールした感じです。くるくるしているのは風を通して暑さ対策なのか、はたまた、風に揺れても短くなっている分地面にこすりつけられなくなっているからとか、不思議ですね・・・。

 

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香り良き白い早春の花 梅

【梅:Prunus mume】

写真だけでは品種はわかりませんが、梅干しでは人気の品種の南高梅です。果樹としてのウメ、花としてのウメ。色は白~ピンク~紅色の間の色合いで少しグリーンがかったものや薄く黄色がかったものがあるようですが、どの品種も早春を彩る庭木です。写真は一重ですが、八重咲きやしだれ梅もありますね。ウメは古木になっているものを見るとよく枯れないと思えるほどの空洞があって樹木の幹の中心部分がぐずぐずになって朽ちているものが見られますが、その外側の幹になっても育つ様もウメらしさかもしれません。

和歌には古くからうたわれていた梅はしっかりと現代の花としても咲き続けていますね。

ウメの品種は少し見られます。

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まだ枝についてます クヌギ

【クヌギ:Quercus acutissima】

大好きな樹木ってたくさんあるけど、それが印象なのか樹形なのか、雰囲気なのか、はたまた葉の形など色々理由はあるけど、クヌギも大好き。やはり小さいころに樹液に集まる昆虫たちを見てきたからかな。今は時々ドングリを拾ってきては蒔いてみるけど、早くとれたうちのほとんどが中に虫が入っている。そんな中から数本が今も鉢から数十本育っているけど、枯葉は冬芽を保護するためなのかまだまだくっついています。いち早く落ちたものもあれば春芽が出るまでしっかりとついているものがあるのです。

そんな葉も落ち葉として土に落ちれば分解されまた土に還り植物の糧となってゆくのですね。

そんなクヌギの仲間はこちらから

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スプリングブルーがちらほらと オオイヌノフグリ

【オオイヌノフグリ:Veronica persica】

いよいよスプリングブルーの代表的な花の一つが見られるようになってきました。まだまだ数輪ですが、これから一斉に咲いてきてくれるであろうオオイヌノフグリ。別名にルリカラクサっていうのがあるのにイヌノフグリとはまたなぜこういう名前になったかはわかりますが、なぜこちらの名前になったのか・・・。

先に出たフラサバソウも同じ仲間です。

オオイヌノフグリの仲間はこちらへ

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逞しきかな エノコログサ

【エノコログサ:Setaria viridis】

正確には左の写真はエノコログサでもちょっと違うのだが、右の写真との穂の比較で出してみた。右は夏の写真だが、左は最近見かけた土手の写真なのだが、どうでしょう?コンクリートの隙間から出ているエノコログサの小ささとさらに穂の大きさ。高さは4㎝ほどだろうか、わずかな隙間の土で育っているので栄養も少ないと思われる。それでも穂をつけて子孫を残そうとしている力強さ。また、自分で小さく育てようと思ってもなかなかうまくいかないだろう。植物たちは強いですね。

エノコログサとその仲間

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テラスの中にも侵入 カブ

【カブ:Brassica rapa var. rapa】

蕪が生育していてテラスの中のプランターで育てられているのだが、鳥もよく気が付くものですりガラス越しなのに、上から侵入して葉を食べて去ってゆく。時には他の植物の実を食べた後と思われる糞を残して・・・。ヒヨドリかなぁ。食べるときに引っ張られるだろうに蕪もしっかりしたもので抜けずにしっかりと育ってくれています。

 

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刻まれたこの溝が大事 カタバミ

【カタバミ:Oxalis corniculata】

カタバミの種子の拡大。カタバミの莢を触るとはぜて種子がばらまかれるが、その時に手の甲や果てはおでこにまで飛んでいたりしてはたいても取れないこともあるが、それは種子の表面に見える溝に秘密がありそうだ。いずれはより拡大できるもので見てみたいが今はこれが限界。種子にデザインには驚かせられる。この小さな粒に未来を託しさらに工夫された形で少しでも遠くに運ばれるようになっている。まだまだ植物の世界は尽きないことだらけ。

カタバミはこちら

 

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ニオイスミレも改良が進んでるんですね。

【ニオイスミレ:Viola odora cv.】

ニオイスミレといえばやや淡い青紫色の八重咲きで早春もしくは晩冬に販売されていて、一重咲きのものは時折出回っていました。ヨーロッパ(オーストリアだったかな?)ではスミレの砂糖漬けのお菓子があって今でも販売されている。そのくらい香りや色を楽しめるものなのでしょう。でも最近一重咲きで菫色のもの以外に写真のピンク、淡いアプリコット、もう少し濃いピンクなど数色販売されるようになり花を近づけるとちゃんとニオイスミレの独特の香りがするのです。少し香りが弱い気もしますが、ニオイスミレも花色の改良が進んでいるとは。もしかしたら数年後にはピンク色の香りのするスミレの砂糖漬けが販売されるかもしれませんね。

ニオイスミレはこちらへ

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