【メラレウカ・スベローサ:Melaleuca suberosa】
花が終わっていたようで、花がらだけが残っていますが本来であれば濃いローズピンクの花をつけるのです。でもこの種の特徴はかなり低く這うように育つようで、樹高1mほどなので完全には這わず少しずつ上に育つようですね。何よりも幹肌がとても荒れていてその隙間から花が付いていることです。写真の部分も先端ではなく幹の中ほどなのでなんでこのような位置に咲くようになったのかが知りたいものです。
【メラレウカ・スベローサ:Melaleuca suberosa】
花が終わっていたようで、花がらだけが残っていますが本来であれば濃いローズピンクの花をつけるのです。でもこの種の特徴はかなり低く這うように育つようで、樹高1mほどなので完全には這わず少しずつ上に育つようですね。何よりも幹肌がとても荒れていてその隙間から花が付いていることです。写真の部分も先端ではなく幹の中ほどなのでなんでこのような位置に咲くようになったのかが知りたいものです。
【ヒビスクス・タイワエンシス:Hibiscus taiwanensis】
台湾に自生している芙蓉の仲間。資料では10月頃に咲くとあるが12月にもしっかりと咲いていて移動中のバスの中で何度も途中下車して撮りたかったが、流石にそこまで旅慣れていないので自重したけど、やっと写真が撮れたときは嬉しかった。場所によって微妙に色が違うのかと思えばスイフヨウのように咲き始めは写真のように淡く、段々と夕方に向かって色濃くなるようだ。
【メラレウカ・ヴィオラセア:Melaleuca violacea】
西オーストラリア南部に分布するこの種は写真のようにややうねるような枝を持ち、枝の伸びる方向もやや水平気味に育つため樹高も1mほどのメラレウカです。先端い花がつくよりは少し太くなった枝の所々に花が付きます。花色も少し渋めの赤紫色で他の種の発色のよさに比べると少し落ち着いて見えますが花がたくさんついているのでよく目立ちます。
【メラレウカ・ネマトフィラ:Melaleuca nematophylla】
園芸店で販売されているメラレウカの仲間は葉が小さく枝は細かく茂り、意外に大木になる。葉に香りがあるものもあるが現地に見るニードルリーフやへら状の葉のものは見ることがない。見ることがないというのは販売されていないという意味で趣味家の方は育てている方がいるかもしれない。写真のメ・ネマトフィラは堅く長めのニードルリーフでブッシュ状に低く茂る。良く目立つローズピンクの花が枝先に一斉につく様は綺麗。写真のものは植栽されたものだが、綺麗な種は休憩所やドライブインなどに植えられていることが多い。
【メラレウカ・ディオスミフォリア:Melaleuca diosmifolia】
ライムグリーンの花をつけるメラレウカ。西オーストラリア南部のアルバニー周辺とスターレンジナショナルパークなどに見ることができます。小高い丘でしたに波止場が見える場所だったので潮風にも強いかもしれません。低木で密に育っているので花も多く見えます。
【アクロニチア・ペデュンクラータ:Acronychia pendunculata】
台湾名が ’降真香’ 。1㎝ほどの地味な花ですがとても香りがよくて、ミカン科(Rutaceae)ですが柑橘系の香りではなく甘く優しい香りなのです。名前の通り香りが降りてくるような感じでした(私の勝手な感じですけど)。熱帯アジア圏に分布していて台湾でも自生している低木です。香料に使ったり薬用に採取されているようです。残念ですがネット上では香りは伝えられませんがAIが昨今使われ始めているので将来は香りも感じさせてくれるようになると、いいですね。
【タイワンホトトギス:Tricyrtis formosana 】
台湾でよく見られるホトトギスの仲間で12月に出かけたときに私は初めて見ました。日本ではすでに終わっている時期ですが、遅れて見れていることでちょっと得した木になっています。花弁の下が二つに分かれているのが見えるでしょうか?これもこの種の特徴だそうです。花色も同じように見えて斑点の少ないものや少し青みがかったものもあるようです。他の時期に見ていないのでまた、12月にでも赴いて花の違いを比べてみたいですね。