早春に綺麗な花を咲かせます。 ミツマタ

【ミツマタ:Edgeworthia chrysantha】

早春に見られる花木の一つ。また、和紙の原料としても有名な低木です。花が終わると新芽が伸びてきますがその時三叉の伸びてくるからミツマタとのこと。でも実際には三叉以外もありますが・・・。枝を漂白したドライフラワーも装飾に使われます。和紙はこの樹木の樹皮を用いて作られます。日本の紙幣は今もミツマタを使っているはず。造幣局の周りにも植栽されています。

他に赤花ミツマタも花が綺麗なので庭木として使われています。ジンチョウゲ科(Thymelaeaceae)の植物ですがジンチョウゲと同様に強く香りがすると嬉しいのですが。

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冬の代表花 ビオラ 品種がたくさんです!

【ビオラ:Viola】

少し前は小さい花がビオラで大きい花がパンジーなんて思っていたが、最近はビオラの中輪、パンジーの中輪多花性なんてのがあるとどちらがどちらというものが無くなっている。花の形状や模様・花色もかなり変わったものが見られるようになった。昨年末には花粉の出ないビオラが販売されていて種子ができないため、株の疲れが少なく花がより咲くということらしい。

パンジーとビオラの花の大きさは好みの分かれるところだが、パンジーの場合、花色も増え花に縁がフリルのあるものなどはなかなか見ごたえのあるものだ。一方ビオラもパンジニーにはないの花の小ささゆえのより多花性と花が小さいことを生かしたより花の小さいもの、花弁の細長いものがあって選ぶのにも困ってしまう。これからも少しずつ変化したものが出てくることだろう。毎年楽しみです。

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ギヌラとギヌラ。 観葉植物と野菜

【ギヌラ:Gynura cv. “Purple Passion”】【スイゼンジナ:Gynura bicolor】

左の写真は観葉植物で販売されているギヌラでベルベットプランツと呼ばれ赤紫色の産毛がなんともいえません。一方、右側はスイゼンジナと呼ばれる野菜です。最近野菜コーナーでも見ることが多くなってきましたが、以前は郷土野菜(今も?)としてしか見られませんでした。ともに、キク科(Asteraceae)ギヌラ属の植物です。

スイゼンジナの方は葉の表面に産毛が見られませんが葉の裏は赤紫色をしています。観賞用になるか食用になるか、葉の色彩などで決まるわけではありませんが、調べて同じ属だったり仲間だったりと再発見するとなんとなくうれしいのです。

他の植物でも属内で観賞用か野菜かというのはあるんですけどね。

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観葉植物で人気だが、超大木に! フィカス・ベンガレンシス

【フィカス・ベンガレンシス:Ficus benghalensis】

ハワイのホノルル動物園そばに植栽されていたフィカス・ベンガレンシス。赤い実を大量につけていてとてもよく目立ちます。観葉植物でも販売されていますが、こんなふうに時々でも赤い実をつけると綺麗でしょうね。でも、大木ですよね。

枝から気根を伸ばし、地面に付くと太くなって元の木を支えてゆき、さらに大きく茂ります。そんな気根に子供がぶら下がって遊んでいました。

すごいですな。

他のフィカスも見てね。

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古くから絵のモチーフにされてきました。 アネモネ

【アネモネ:Anemone coronaria】

写真は赤だけですが青紫色やピンク、白、八重咲きなどがあり、花壇の花や切り花としてよく使われています。球根で植えるよりも12月頃から販売されている苗の方が花が多く咲く分長く楽しめると思います。花を描いた絵画はいろいろありますがアネモネを描いたものも結構ある気がします。

ガーデニングでももっと使ってほしい花材ですね。球根は植えて置いたままになると思うのですが、大抵植わっている場所に春から夏へと変わっていくと枯れた茎だけ取って他の花を植えてしまうのですが、結構冬に気が付くと芽が出ていて意外に丈夫なのかもと思ってしまいます。今年も植えましたが、最近毎年気に入って植えている球根植物の一つです。

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沖縄花紀行-13 タカツルラン

【タカツルラン:Galeola altissima】

どこのそんなエネルギーを持っているのかとっても不思議なランの仲間。このタカツルランは葉緑素がないのでキノコの菌類から栄養を摂っている。その上花を咲かせるために木の幹に這うようにくっついてよじ登るように茎をのばし、かなり高い位置で花を咲かせる。着生ランのような樹上の育つのはわかるけど、なぜ地上から数メートルも上がってゆくのか?もちろん花のため、受粉させて種子を散布するためとはわかるけどねぇ。茎は枯れたらそれで終わりなのでいつまた会えるのか。またヤンバルの山の中で会いたいものです。

ツボミしかないけどこちらも見てね。

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小さな小さなキンカン キンズ

【キンズ:金豆:Fortunella hindsii】

観賞用に栽培されるキンカンの仲間。ミニ盆栽で実がたくさんついているものを一度見たことがあるのだが、かなりの年月を感じ同じようにするのは中々難しい。鉢植えでも育ちよく実がなります。晩春からは気をつけないと、柑橘の天敵アゲハチョウの仲間がいつの間にか卵を産んで幼虫が育っています。

今年はあまり日に当てなかったから実付きが悪かったな。

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沖縄花紀行-12 ウラジロ

【ウラジロ:Gleichenia japonica】

もうお正月も終わってしまいましたが、以前写真に撮っていたことを思い出し、出してみた。沖縄の山中で友人と植物探索していた時に群生しているのを見つけ教えていただいた。群生している姿も綺麗だったし、なにより飾られていない野生のウラジロが見れたこともうれしかった。飾られているものよりも大きく、沖縄より熱帯地方ではより大きく育っているものがあるそうだ。ぜひより大きく育っているものをこの目で見たいものだ。

この整った姿を庭先にと思っても、ほとんど使われていないのは栽培が難しいからのようで、先に出たコシダと同じ野生で見るシダの一つなのでしょう。

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