【オオフタバムグラ:Diodia teres】
可愛いピンク色の花をつけるアカネ科(Rubiaceae)の一年草。北アメリカ原産の帰化植物。場所によって3センチくらいの高さで咲いていたり15㎝ほどに育って咲いています。小さな株が集まり、まとまって咲いているので背が低いところではピンクの花がよく目立ちます。写真で撮るとそのピンクの花のまとまり感が無くなって見えるのが残念。
【オオフタバムグラ:Diodia teres】
可愛いピンク色の花をつけるアカネ科(Rubiaceae)の一年草。北アメリカ原産の帰化植物。場所によって3センチくらいの高さで咲いていたり15㎝ほどに育って咲いています。小さな株が集まり、まとまって咲いているので背が低いところではピンクの花がよく目立ちます。写真で撮るとそのピンクの花のまとまり感が無くなって見えるのが残念。
名前がわからないが親指の第一関節ほどの大きさのカメムシが葉の上で卵を守っているようです。黄色い小さな卵を覆いかぶさるようにしています。野菜や果樹ではカメムシも害虫になるものもいますが、こんな風に卵を守る種類もいるんですね。樹上で葉が風で揺れているので正面からは写真が撮れませんでした。まあ、しかし大きいカメムシであった。
【コマツナギ:Indigofera pseudo-tinctoria】
富士周辺の花にしなくても多摩川沿いにも出かけた静岡のパーキングエリア脇にもいろいろなところで実は見かけている。這性のマメ科の多年草。コマとは駒で馬のことです。馬をつないでもちぎれませんと言われるほど丈夫な茎。ピンクの花を咲かせる穂状花を立ち上げ虫を呼び込んでいる。白い花が咲いていることもある。この属の仲間は熱帯地方でも数種類見ておりサーモンオレンジや赤い花があるが今のところ見ているものは皆這い性だ。
【オガラバナ:Acer ukurunduense】
別名ホザキカエデ。写真のように穂状花で上に立ち上がる花をつけるカエデの仲間。通常カエデの仲間は数輪が垂れ下がるように付くのだがこちらは穂状花なのです。この近辺ではまだ1本しか見たことがなくて、別の場所から風に揺られて種が舞い込んだのかもしれません。葉も大きくて形状は鋸歯の粗いハウチワカエデという感じでしょうか。
【アスクレピアス:Asclepias】
トウワタとも呼ばれており、種子に付く綿毛がかなりふわふわ。この綿毛のおかげで風が吹けばかなり遠くまで種子は運ばれる。かつてガガイモ科 (Asclepiadaceae)で現在はキョウチクトウ科(Apocynaceae)になっています。花は鉢物でも切り花でも見られ切り口から白い汁液が出てきます。この仲間もしくはこの科の特徴ですがかぶれる人もいるので要注意。このアスクレピアスは日本や海外の園芸で植えられているのはこの種が多いけど、実際には100種以上あるそうな。まだまだ見てみたい植物がたくさんあります。
【ギンリョウソウ:Monotropastrum humile】
富士周辺で見るのは二度目。人生では三度目です。前回は島根県で見た件をお知らせしたのですが、今回は花が終わって種子ができてきたのか子房が膨らみ前面から写真は撮らなかったのですが、正面だと黒い雌しべの部分が黒目部分で目玉に見えたかもと今この時点で気づいてしまった。残念。ギンリョウソウは土中に張り巡らされている菌類の一部の仲間から栄養を摂取して十分に栄養を蓄えたのち白い花を咲かせ写真のような実をつけます。昨年だったか、Yahooニュース(現在リンクが無くなっているのが多いです。いずれこれも見れなくなるかな?)だったかで見たのだが、この後実は森林性のゴキブリの仲間に食べられ種子散布の一助になっているそうです。富士の森の中でも同じように昆虫類に種子散布してもらっているのでしょうか?
【クルマバツクバネソウ:Paris verticillata】
花に見えないけどしっかり雌しべと雄蕊があり、雄しべは長く雌しべはちゃんと赤茶色で主張している。森林の林床に育っていて数年かかって開花年齢になるようだ。車場とあるように花の下側に車葉状に8枚葉が輪生しています。最初が3?そして4→6となり、予定ではその翌年に8となり開花となるのでしょう。全体が緑なので他の植物を見ているときは目に入らないことが多くて、一度、おっ!咲いている!と見つけるとよく見れば子株を含めまわりには数本の株が育って咲いているではないか! でもまだ、実をつけているのを見たことがないので、実がついている状態の株を見つけたいものです。