富士周辺の花々-1 フナバラソウ

 

【フナバラソウ:Vincetoxicum atratum】

自分が好きなフィールドというかホームグラウンドというか、近くではないけどこの富士周辺が一番回数多く出向いていて、季節・場所ともにいつも新しい表情、新しい場所での発見などがあってとても好きな場所。今回はフナバラソウ。現在キョウチクトウ科(ガガイモ科 (Asclepiadaceae)はキョウチクトウ科(Apocynaceae)にまとめられている)のこの渋い花をつける植物は、いつも見る場所ではない場所で今回は咲いていた。しっかりと立ち上がりススキの原の中にぽつりぽつり。まだ実が大きく育っているのを見たことがないが、渋い色合いだ。

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西オーストラリア花紀行-48 スティリディウム・エロンガツム

【スティリディウム・エロンガツム:Stylidium elongatum】

同じ種同じ属のものを連続で載せれば比較になると思うのですが、ついつい、色々載せたくなってばらばらになってしまうのですが、今日は、スティリディウム。トリガープランツと呼ばれる植物の仲間です。こちらの種は穂状花になっていて、小さな花がいっぱいつきます。トリガーいっぱいです。葉は後方に少し見えるように石菖やアッツ桜のような細長い葉です。でも単子葉植物ではないです。

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西オーストラリア花紀行-47 クラッスラ・グロメラータ

  

【クラッスラ・グロメラータ:Crassula glomerata】

もともとは南アフリカ原産の植物で帰化植物として徐々に広がっているようだ。クラッスラ属は多肉植物で、有名なものは何といっても金のなる木だろう。そして火祭りなどですね。それらはやや大きく育つか群生して何年も何十年も育つが、こちらのクラッスラは一年草なんです。他にも帰化しているこの仲間がいくつか自生していますが、株のサイズは一円玉ほど。もう少し実際には大きく育っているものもありますが、生えている場所は細かい砂地で少し掘ってみると結構堅いところです。

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西オーストラリア花紀行-46 ピメレア・スアヴェオレンス

 

【ピメレア・スアヴェオレンス:Pimelea suaveolens】

ジンチョウゲ科(Thymelaeaceae)の低木でこの仲間のロゼアが以前から販売されているが最近はこの種ではないがベル状に下向きに咲くピメレアも販売されるようになった。ユーカリなのどの茂る樹林の中などにいくつかの種が見られる。写真は花もグリーンでその外側を覆っている萼?もグリーンだがよく目立つ。萼の外側は艶やか。

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西オーストラリア花紀行-45 スティリディウム・カルカラツム

【スティリディウム・カルカラツム:Stylidium calcaratum】

以前紹介したトリガープランツの一種で花はこの仲間では標準サイズだろうか?花茎のその下の株がとても小さい。その小ささからすると花は大きいかもしれない。一円玉半分に満たない株に葉が数枚で花は2~3輪ほどでしょうか。写真は結構まとまって咲いていますが結構まばらにちらほら咲いていました。トリガープランツなので、ちゃんとトリガーは準備万端でしたよ。

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西オーストラリア花紀行-44 ミューレンベッキア・アドプレッサ

 

【ミューレンベッキア・アドプレッサ:Muehlenbeckia adpressa】

ガーデニングをやっている方だとミューレンベッキアでなんとなく、あれかな?

ワイヤープランツと聞くとあれかぁと思うでしょう。写真の種は同じ属ですが印象の全く違う植物に見えますね。小さな赤茶っぽい葉が茂り、細いつる状に伸びてゆく茎が生い茂る様。それがワイヤープランツですがこちらは葉はかなり大きく、ずっとミューレンベッキアなどと思っていませんでした。淡いグリーンの小さな花をつける穂状花。かなり大きな礫地に茂っていました。

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西オーストラリア花紀行-43 レウコポゴン・ヴェルティキラツス

【レウコポゴン・レウティキラツス:Leucopogon verticillatus】

葉の写真を見るとツツジ科の植物には見えない。むしろドラセナのような育ち方。花は穂状花でまとまって咲いていると雰囲気はドラセナっぽい。枝の伸び方も成長していったん止まってまた成長で葉が輪生している。この仲間は280種ほどあり他の種を見ると、この種だけがかなり印象が違うことがわかるのです。ユーカリの仲間の育つ林床に見られ直射日光下で育っているものはありませんでした。

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西オーストラリア花紀行-42 パープルパンジーオーキッド

【パープル・パンジーオーキッド:Diuris longifolia】

綺麗な地生ランです。花型も整い色も綺麗。パースよりやや南に分布するのですが見つけると周りに結構見られます。結構乾いた砂地に生えています。色や花の形が微妙に違います。ただ、この属は黄色の花が多くビー・オーキッドやドンキー・オーキッドという種もあります。こちらはまたいずれ。

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